アトリエあやはた

フランス便り

No.26

こんにちわ。第26報です。
7月25日(火)に日本へ帰国の飛行機に乗りますので、慌てて書いています。
日本はものすごい蒸し暑さと聞いていますが、パリも相当なものです。朝のうちは20度くらいですが午後からは30度以上です。

革命記念日の7月14日(金)は皆が待ちわびた祭日です。午前中はシャンゼリゼ大通りでフランス大統領および各国首脳陣を迎えての行進です。軍隊、警察、消防士 足並み揃えての見事な行進。戦車も何台も続きます。飛行機がトリコロールカラーの煙をはきながら、アクロバット飛行をします。 私は、いつものようにテレビで見物です。暑い暑い中人ごみは無理です。
夜は、エッフェル塔をバックに花火。今年はモーツアルト生誕250年なので、音楽はモーツアルト。一昨年は、パリの花火は大したことないなどと書きましたが(昨年の7月 は日本にいました)、今年の花火は、それはそれは素晴らしかったです。人混みでしたが、エッフェル塔と真正面に向き合っての花火見物でした。 素晴らしい音響でモーツアルトの曲がながれ導入部からやがてクライマックスへ、そして花火も共に静かなものから次第に最高潮となり、音楽と共にピッタリ終わります。それが 約1時間いろいろな曲で繰り返され、興奮のるつぼです。日本の花火のように極彩色ではありませんが、その演出の素晴らしさには目を見張りました。

パリの夏ですから、女性がどんどん肌をあらわにしていくのは仕方がないと思いますが、先日見た風景は、妊娠中の女性、スーパーマーケットで、バストはキャミソールで隠していましたが、ポンポンのお腹を裸のままさらしていました。ジーパンは上に上がらず丸いお腹の下止まり、勿論おへそもそのまま。おそらく私は口を開けたまま見ていたに違いありません。夫らしい人と一緒に沢山の買い物をしていました。

パリプラージュが始まりました。セーヌ河岸に沢山の砂を運びいれ、あたかも一部は海岸の雰囲気に。シャワーで霧をつくったり、冷たいものの店も出て、人々は水着姿でデッキチェアーに寝そべり肌を焼きます。スタイルが良くても良くなくてもかまわないのです。夜は音楽の演奏もあります。

私は、猫柄のシルックの長じゅばん地でスカートを作り面白がってはいています。

猫柄のシルックの長じゅばん地で作ったスカート

猫柄のシルックの長じゅばん地で作ったスカート
2006/7/24