アトリエあやはた

フランス便り

No.21

こんにちわ。第21報です。
12月下旬に日本から戻ってくると、前の公園の木々は皆葉を落として裸木になっていました。 パリは、一時朝零度の日が続きましたが、現在1月中旬は寒さが大分ゆるんで、朝3度午後7度くらいの日が続いています。風が吹くととてもとっても冷たいのです。

今パリは、冬のセールの真っ最中です。
以前にも書きましたが、店によって70%off、50%off、30%off、とまちまちです。デパートはとても混んでいるようなので行きません。安くなっているとはいうものの高い物は高いですから。
冬になって目立つのは、年配の女性の赤いベレーです。結構深めにかぶります。それぞれ似合います。ほかの季節にももっと帽子をかぶれば良いのにと思います。帽子をかぶった方が素敵に見えます。私は、相変わらず洋服の時にはいつも帽子をかぶっています。私にとって帽子はおしゃれと実用です。どんな季節にも。

クリスマスのノエル・ド・ブッシュのあとは、1月6日のガレット・ド・ロヮのガレットというお菓子が街に溢れます。(そば粉のクレープとは違います。)
この日は公現祭といって、東方の三博士がイエスキリストのもとを訪れた日として祝われます。ガレットの中に陶器のちっちゃな人形や小物 が入っていて、それに当たった人は、添えてある王冠(金銀の紙製)をかぶり、王様や女王様になり、その年に幸運が訪れるということです。
ガレットは、丸型のパイ生地で、中にアンコのようにアーモンドクリームが入っています。直径10センチ位から1メートル位まであり、普通は20センチ位のを何人かで切り分けて食べます。

写真は、ガレットと、真っ赤なバラの造花のクリスマスお正月飾りです。

ガレット

ガレット

クリスマスお正月飾り

クリスマスお正月飾り
2006/1/16