アトリエあやはた

フランス便り

No.18

こんにちわ。第18報です。
パリは、早や秋です。バカンスの季節が終わり、パリジャン・パリジェンヌ達は夢から覚めて、仕事を始めなければなりません。
Metro,boulot,dodo(メトロ、ブーロ、ドードー)という言葉があります。
<地下鉄に乗って、仕事をして、おねんねして>です。
サラリーマンの刺激のない平凡な生活のことを言っているのです。平凡だとか単調ということは、ほんとは幸せなことなのですが、いつの時代も どこの国でも、人々は刺激や変化を求めるものなのでしょうね。 (ドードーは幼児ことばです。猫にも使います。)

私の今年の8月は、ゆったり勉強しました。その成果を問われるといつもつらい処ですが、人を鍛える方法にアメとムチというのがありますよね。 自分の勉強方法にも時には、アメ(やさしい授業)を与えないと、富士の樹海の中でさ迷い歩いているばかりでは泣いてしまいます。

パリでは、商店は勿論デパートも日曜日はお休みです。日本では信じられないことです。バカンス中の日曜日の住宅街は、無人の街と化してしまいました。一人で散歩している自分が変人に思えました。 パリでは鳩が巾をきかしています。鴉は全然といっていいほど見かけません。
鳩が増えすぎてエサをやると罰金だそうです。犬のフンも放置禁止で罰金なのですが、まだまだあるのですよ。

帽子の話ですが、デパートではつばの広いカラフルな夏用の素敵な帽子を売っているのですが、誰も被っていません。昔の映像ではフランスでもイギリスでも殆どの人々が帽子を被っていますよね。上流階級だからでしょうか?

9月には、7教程のきもの教室が待っています。自分の勉強も待っています。
フランス語の先生方との写真を送ります。

フランス語の先生

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2005/8/31