アトリエあやはた

フランス便り

No.12

こんにちわ。第12報です。
パリのお天気は、男心よりも女心よりも変わりやすくて、朝マイナス4度・午後0度で雪混じりの雨が降ったり、少し気温がゆるんだり、晴れたり曇ったりが一日に何度も繰り返したりで、油断大敵です。でも、私は至極元気にやっております。

私は小さい古い美術館(パリの美術館はどこも古いですが)へ行くのが好きです。
中にはパリの人達も知らない所もあって私が案内したりします。
暮れにお友達のお誘いでヴェルサイユにあるトリアノンパレスというホテルに泊まって来ました。外観はお城の様で中の設えも素敵です。
窓の外は広い広い平原の様なお庭になっていて羊が居たり、馬が居たり、牛が居たり、そして並木道が遠く迄続きます。ツテがあって特別料金でした。

お正月は、パリでは特別な事はありません。私は読書三昧でした。
こんな事、我が生涯で初めての気がします。

先日、パリで日本語の先生をしている方のご紹介で、その方の教室で、私は誰でしょう?のゲストになりました。要するに私がどんな人間か当てるのです。
その日は8人の生徒でしたが、みんな一生懸命で日本語で私に質問をするのです。
その学校では、100人の生徒が日本語を勉強しています。

冬になって、パリの人々も防寒とおしゃれを兼ねて帽子を被りはじめました。女性の服装(コート)は黒が多いですが、中に赤いコートを見かけたりすると、嬉しくなります。黒は素敵ですが、何だか黒ばかり着ている人は、色彩に対して怠けているような気がします。

今日の写真は、この2005年2月3日68歳の誕生日の前祝に、半年位横目で見ていたご馳走やさんの大きな海老を買ってお友達の家での祝い膳です。
あーおいしかった!・・・すみません。

68歳の前祝い膳

念願の海老!
2005/1/29