アトリエあやはた

フランス便り

No.6

こんにちわ。第6報です。
この間まで、枯れ木だった木々が今は立派に葉を繁らせて、天に向かってゆツさゆツさと揺れています。窓の外は公園の木々なので、こんなに迄自然と対峙出来たのは、何年振りかの気がします。やはり東京にいる時はいつも何かに追いかけられている感じでした。六十代後半にこんな時間を与えられて、唯ただ感謝です。

食べ物ですが、とにかくパンがおいしいです。特にバゲットがおいしい!焼きたてをバリバリかじって、調子に乗ると長いパンの半分位一度に食べてしまいます。切ったりしないで、半分にバリッともぎってたべるのよ。そして甘いもの好きのあやはた風は、甘すぎるケーキをはさんだり、頂きものの最中をはさんだり、干しいちじく(日本ほど固くないもの)をはさんだりします。

あと、役に立つのが振りかけ。サラダ類にドレッシング代わりに振りかけるとさっぱりしておいしいです。
ハムやソーセージも色々な種類がありますが、ビー玉の親分の様な丸いソーセージは可愛くておいしい。ケースも紙のカップです。日本にありましたっけ?私は大好きですぐ買います。
果物は小ぶりなりんごや、おっきいいちご、さくらんぼ(アメリカンチェリー)が市場に溢れています。白アスパラがありますが、まだ挑戦していません。
料理は勉強が忙しい(?)のであまり熱心ではありません。

子供達、とにかく可愛いのです。人形の様です。私の登校時間に丁度学校や保育園に送って行く親子づれにあいます。ごく小さい子はベビーカーに乗せられて、必ず人形やぬいぐるみを持っています。手やしっぽをかじっている様子が、何ともキュンキュン可愛いです。人形やぬいぐるみは古くなって汚れていますが、とても大切なのです。

観光が好きでないあやはたさんも、クラスメイトに誘われてちょっと出かけてきました。

・エッフェル塔に天辺まで登った(エレベーター)
・ロワール河の古城めぐり(バス一日)
・オペラ座の中を見物(散歩のついで)

2004/6/1